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ミャンマーのお金事情

ミャンマー強制両替は過去のこと

ミャンマーを旅行された方の旅行記には「ミャンマーには強制両替がある」と記載されていることが多いので、今でも誤解されている方がたくさんいらっしゃいますが、ミャンマーでは現在強制両替はおこなわれておりません。

ミャンマーの通貨

ミャンマーの通貨はチャット(Kyat)です。 補助通貨にピャー(Pya:100Pya=1Kyat)がありますが、旅行者がミャンマー滞在中に接することはほとんどないでしょう。

ミャンマーチャットの為替レートは日本円対US$・US$対ミャンマーチャット共に変動が激しいために詳しく記載することはできませんが、両替のための手数料なども含めて概ね100チャット=10~11円といったところでしょうか。
ミャンマーは物価が安いため旅行中にかかる費用も他の国に比べれば安く済みます。ですから細かい計算はしたくないという方は大雑把に10チャット=1円と考えてもそれほど問題は無いと思われます。

またミャンマー国内ではUS$紙幣が広く使われていたため、あえてミャンマーチャットを入手しなくてもUS$紙幣だけで旅行をすることも不可能ではありませんでしたが、近年の政府の政策によりUS$はそのまま使用しにくくなっています。よって、ミャンマーチャットへの両替が必要になります。

ミャンマーへ持って行くお金

ミャンマー旅行へお出掛けの際はUS$の現金をご用意ください。日本円からミャンマーチャットへ一度に両替することは、レートも悪く、お薦めしません。また、ミャンマー国外でチャットへの両替はできません。

当社で現地手配をご利用の方は、ご希望によりM&Jツアーのガイドが実勢レートでUS$とミャンマーチャットの両替を随時承るか、行程中に実勢レートで両替できる銀行にご案内いたします。

US$からチャットへの両替は、実勢レートに加えて「比率」についても知っておく必要があります。実勢レートx比率1.0で両替できる場合もあれば、実勢レートx比率0.7になってしまう場合もあります。つまり、本当なら10000チャットのはずなのに、7000チャットしかもらえなかった!というケースです。
一般的には、US$の高額紙幣ほど比率が良く、折れ目が付いていない新札が一番高い比率になります。
要するに、US$100のピカピカの新札は比率が良く、US$1のふにゃふにゃになった札では本来の両替レートの金額から大幅減額されるということになります。また、旧札では拒否される場合も。
ミャンマーの人は、ドル札をきれいなまま維持するのに、折らずに入る横長の財布を持ち歩いています。

余談ですが、チャット紙幣を手にした際は、印刷画の美しさにも是非目を留めてください。各地の景観が細かな描写で精巧に彫られていますよ。ちなみにチャット紙幣は折っても額面通りの金額で使用できます。

日本円はヤンゴン以外ではほとんど使えないとお考えください。
ヤンゴンでは日本円から両替できるところもありますが、両替レートが悪いため両替手数料を2回分払っても日本円→US$→ミャンマーチャットと両替した方が安くなります。

トラベラーズチェックは銀行などで両替できますが、その際に別途手数料が必要なために現金よりも逆に両替レートが悪くなります。
ですから“盗難・紛失の際の補償を除いては”ミャンマー旅行にトラベラーズチェックを利用されることはお薦めできません。

クレジットカードは高級ホテルなどのごく一部を除いては使用できませんでしたが、JCBカードは最近になって使える場所が増えてきたようです。
ただし、クレジットカードからのキャッシングはできません。

ヤンゴン空港税

ヤンゴンから出国する際には空港税US$10が必要になりますが、以前のように空港でのチェックイン時に徴収されることはなくなりました。
現在は日本の空港施設使用料や他の国の空港税・出入国税などのように航空券に含まれていますので、現金は安心してお土産購入にご使用ください。

ミャンマー旅行・クルーズ旅行

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TEL: 0566-21-9140

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